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遠赤外線と温熱治療器について

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遠赤外線と赤外線の違いって?

077277端的に言うと、遠赤外線と赤外線はどちらも、太陽光線に含まれる放射線の一種です。放射線のなかでも波長が長いものを電磁波と呼び、赤外線は電磁波の一種だということになります。さらに赤外線の中でも比較的波長の短い近赤外線(0.76~4ミクロン)と、波長の長い遠赤外線(4~1000ミクロン)の二種類があり、温熱効果としての効果があるのが8~24ミクロン、つまり遠赤外線の範囲であると言われています。





遠赤外線の性質とは?

実は遠赤外線は全ての物質から放射されているエネルギーです。また、熱をもつもの全てから生まれる放射線と言えます。つまり、熱をもっているものは全て遠赤外線を発しているということになります。遠赤外線は金属以外に対しては吸収されやすく、放射された物体にあたると表面で熱に変わるという性質をもっています。

<遠赤外線が放射されやすい素材って?

熱を与えた際に、放射される遠赤外線の量は素材によってことなり、とくに遠赤外線が発生しやすい素材として一般的なのが〝木炭やセラミック〟です。炭火焼で木炭が使われるのもそのためで、七輪がセラミック仕様ならばダブルの温熱作用で肉を焼くことができるというわけです。熱エネルギーを効果的に利用するために、セラミック素材の調理器具が多いのもそのためです。

遠赤外線治療器の原理

お風呂に入るのと同じ効果
人間の体に使用する場合も〝炭火焼〟と同じ原理であるといえます。セラミックなど、遠赤外線をより多く放射するものに熱をくわえることで肌に熱エネルギーを放射して温める仕組みです。遠赤外線を利用した商品の宣伝文句として〝体の芯からあたためる〟という言葉がよく聞かれますが、遠赤外線の性質として、照射された物体の表面で熱に変わるという性質があるため、〝芯からあたためる〟というのはあくまで体の表面をあたためたことによる血行改善の結果、体感としてそう感じるということだといえるでしょう。

遠赤外線治療器のメリット

セラミック素材などに電気の熱を加えて体に照射するタイプのほかにも、木炭の成分を生地に織り込んだ靴下などがあり、かならずしも電気を使わなくても温熱の効果がえられるのが遠赤外線のメリットと言えます。自分の体の熱で遠赤外線を効果的に放射し、さらにその熱を肌に還元することができるので気軽でエコな温熱治療といえるでしょう。また、他の温熱治療器よりも価格帯が安いことも魅力ですね。

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