温熱タイプ
温熱治療器ポッカポカ(クロシオ)
三井の温熱治療器(三井式温熱)
器具の熱を直接肌に伝えるタイプです。体を温め、血流をよくすることの他に、肌からの熱刺激によって自律神経に働きかけ、交感神経、副交感神経のバランスを整えることで体の余計な硬直や血管収縮を開放し、体の免疫力をあげる効果があります。
赤外線タイプ
赤外線治療器(オムロン)
<アマゾンさんより画像参照>赤外線は太陽の光線にふくまれている放射線の一種で、体に吸収されても害がなく、温熱効果の高い放射線として扱われています。赤外線の浸透する深さは肌の表面から1cm程度と言われており、他の温熱治療と比べると熱の浸透範囲が浅いのが特徴で、肌表面への温熱照射によって照射した部分の新陳代謝を高め、特に皮膚疾患の回復を早めるのに効果があるとされています。皮膚疾患のほかに、顔面神経麻痺などにも効果があると考えられています。
低周波+温熱タイプ
ホットエレパルスプロ(オムロン)
<アマゾンさんより画像参照>低周波とは1000Hzまでの周波数の電気を体に流し、主に筋肉をほぐすためのマッサージ器として使用します。肩や腰などのコリをほぐしたり、スポーツなどでの筋肉疲労の回復をはやめたりするのに効果的です。第二の心臓と言われるふくらはぎや足の裏などを温めながらほぐすことによって血液の流れを効果的に改善することができ、冷え性の予防やむくみの防止に効果的です。温熱とマッサージによるリラックス効果としては他の温熱治療器と同様、副交感神経の働きを促進し、免疫力のアップなどがあります。
低~高周波+温熱タイプ
電気治療器(オムロン)
電気治療器は周波数の幅が限られている〝低周波治療器〟と比較して周波数が低周波(1000Hz)、中周波(1000~10000Hz)、高周波(10000Hz以上)と用途によって幅広く使用できるというメリットがあります。電気治療器の特徴としては筋肉をほぐすだけでなく、神経そのものに電気の刺激を送ることで、脳への痛みの信号を遮断し、痛みの信号そのものを遮断するというものです。温熱と同時に行うことで幹部の血流を改善するだけでなく、脳に対しての熱刺激によって慢性化している痛みに対する信号をリセットし、痛みを感じる体のシステムそのものを改善することができます。
超音波+温熱タイプ
最も新しいタイプの温熱治療器で、周波数の高い音波を幹部にあてることによって体の深部に温熱効果をもたらすという特徴があります。深部の炎症をとりのぞく効果があることから、関節部の痛みや腱鞘炎などに使用されます。